2月14日に初のPRP療法を行ったブラン君。
18日までは頑張ってグルグル巻き状態を耐えていたのですが
19日の朝、ついに洋服をビリビリにしてしまったそうです。
ガーゼも一緒に噛んでしまっている可能性があったので
1週間待たずして、ガーゼ交換となりました・・・残念!!!!!
前回もご報告したように、漿液というのがジャンジャン出てきていて
火曜日にお見舞いに行った時点でかなり臭かったのですが
木曜日になると嗅いだことのない異臭が病院全体に広がっていたようです。
PRP療法に使うキットの注意書きには
「かなり臭くなるが絶対に開けないように」などと書いてあったそうですが
こんなに臭いのは何か異変が起こっているのでは???と
不安になってしまうくらい臭かったそうです(~_~;)
ブラン君にしたら、自分がものすごく臭くなっていることに
我慢出来ず洋服をビリビリにしてしまったのかもしれません・・・。
そんなに臭いということは、もしかしたら膿が出ているのでは?とも思いましたが
開けて見たら傷はとてもきれいで、PRPを塗ったところも塗らないところも
化膿しているところは全然ありませんでした。
あまり目覚ましい効果も見えなかったのですが、良いこともありました。
5日処理をお休みしたおかげでテープかぶれがかなり改善されていたこと!
そのため、5日ぶりの処理でブラン君が全然痛がらなかったこと!!
毎日打っていた痛み止めが中止出来るかも!!!
人間で言ったら、久しぶりにお風呂に入ったような感じでしょうか。
ブラン君、と声をかけた瞬間からゴロゴロ超ご機嫌でした(#^^#)
今回の採血量は4.5CC、規定量の半分です。
最近足からの出血がほぼ治まっていたので
貧血はかなり改善されていましたが、問題はどこから採血するか、です。
一番太い血管は太ももにあるのですが
ブラン君はそこから採血することが出来ません。
手の血管は細くて、血液検査用の1CC取るのがやっとです。
そこで今回は鎮静をかけて首から採血したそうなのですが
なかなか良い血管があることが分かりました。
どうせ鎮静をかけるのだし、首には良い血管があることも分かったので
次回は規定の9CC採血に挑戦です。
そうしたら、抽出されるPRPも量が増えることになります!
そもそも動物での適用がまだまだ少ない療法です。
そして、その少ない適用例もワンちゃんの関節疾患へのものが多く
猫で皮膚損傷への適用例となると、もっと少なくなりますので
先生も、製薬会社すらも手探りで進めている状態です。
みんな、まだまだこれから!と諦めていません。
3月には、今回の反省点を踏まえて2回目行う予定ですので
引き続き応援をよろしくお願いいたしますm(__)m

(ripley0518)