こうほく・人と生きもの・支えあう会

横浜市港北区で生活する人々や動物にとってやさしい地域をつくることをめざします。

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奇跡の再会 ~前篇~

先日、脱走猫「海くん」無事保護のニュース速報をお伝えしましたが
今回は発見から無事保護するまでの顛末をお届けします。

少し長くなりますので前・後編に分けてお伝えしたいと思います。

脱走後一度だけ目撃情報がありましたが、その後進展がありません。
里親さんは、諸事情により捜索に時間が割けない状況でしたので
会員Aさんと二人して、里親さんに代わり捜索活動をすることになりました。
海くんの兄弟で、ディズニー映画の「ボルト」そっくりのニッキー君
実は過去に里親さんのお宅から脱走してしまい、Aさんと私で保護した経緯があります。
「脱走癖」だなんて、イヤ~なところが似るんだから、この兄弟は・・・

「脱走した猫は、そんなに遠くへは行かない」という経験者の話を信じて
海くんのおうちから数ブロックを目安に、情報提供をお願いするポスターを貼り、
近隣への聞き込みを行い、ポスティング用のチラシを準備しているところでした。

聞き込みの結果判明した、いくつかある餌やりポイントのひとつに
海くんに似た猫が来ている、という電話が立て続けに2件ありました。
時間帯は2件とも朝方、猫の特徴も海くんに良く似ているので
「翌朝、見に行ってみようか」とAさんと話している最中、また電話が鳴りました。

聞き込みの際に声をかけてくださった、ご近所の猫好きKさんからで
「海くんに似た猫が、いま目の前にいるのだけれど・・・」というのです。
場所は、先の2件と同じ餌場。
Aさんと相談して、Kさんには海くん似の猫をしばらく餌でおびき寄せておいてもらい
その間に大急ぎで現場へ行くことにしました。

私より少しだけ現場に近いAさんが、「小学校以来」というほど息せき切って
吹きすさぶ北風もなんのその、自転車を漕ぎ駆けつけました。
幸い、Kさんも海くん似の猫もまだ現場にいて、直接確認することが出来ました。

まちがいなく、海くん本人でした。

ダイキチ01

この特徴のある前髪(?)、お鼻のホクロ、間違いようがありません

残念ながら放浪の間に警戒心が強くなり、人間が近づくと逃げてしまう状態
モモ君の記事にもありましたが、家の中ではスリゴロさんでも
外で会うと、警戒したりよそよそしかったりする猫さんは多いみたいですね。

外で飼い主に会うと、無視。 なぜそんなにそっけないの?

家の外で飼い主に会ってもよそよそしい・・・そのわけは?

理由も諸説あるようですから、猫さんの七不思議なのでしょうね。

ちゃんと餌場を見つけ、たくさんの大人猫に交じって餌を食べ、海くんは生きていました。
ずっと室内飼いで、外で暮らす子のような冬毛は生えていないはずなのに、
雨や風、寒さを凌ぐ場所を見つけ、海くんは生きていました。

その日は、準備が十分ではなかったので、保護は翌日に持ち越しとなりました。
子猫の時に捕獲器で保護しているので、再び捕獲器に入る可能性は低いです。
捕獲に失敗して、さらに警戒心が強まるようなことになってしまったら・・・。
その結果、この餌場に来なくなってしまったら・・・。

今までの捕獲作戦にはないくらいの、万全の体制が必要です。
「し、失敗出来ない・・・」
その夜は、海くん発見の興奮と、翌日を想像しての緊張でなかなか寝付けませんでした。

(続く・・・)






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